Ｐ.Ｍ.Ｃ.（private military companies の略） とは、民間警備（軍事関連）会社のことであり、
銃自体も人が多くいる場所や、室内などの狭い場所でも安全に取り回し出来るように
ショート型に改造されている。

東京マルイのM4-P.M.C.は2008年5月に開催された静岡ホビーショーにて発表され、
2008年限定生産にて発売された。



準軽量化や、取り回しの良さから、アウト、イン共にフィールドでは中距離戦での戦闘を目的とした改造を施している。
純正インナーの短さなどから集弾性に乏しいが、様々なパーツの組合せテストを経て、大幅な改造を施している。
また、若干ではあるが連射速度を向上させる事により弾幕をはりながら特攻する事も可能な仕様とした。

純正のハイダーは「ポコポコ」と音が大きく、所在がバレてしまう事からサイレンサーに換装
何度も解体する際にストックのネジ部分が弱くなってしまうことから、Fixedストックに換装
即座に敵に反応出来るように、ドットサイト、レーザーサイトなどの光学機器を装備
もちろん、アイアンサイトも使える仕様となっている。






　



インナーバレルには、少しでも集弾を向上させる為に、PDI製247mm/05インナーバレルに換装し、
バレル長を185mmから62mm延長し、延長した分はサイレンサー内に収納している。
また、 ホップゴムには、ジュラルミンで作られたパーツを追加し、ホップが常に平らに出る
ようにし、３０ｍ程度まで真っ直ぐに安定して飛ぶようになっている。
連射時は一本の線のように見える集弾性能を発揮する。



延長したインナーバレルを少しでも固定させる為に、サイレンサー内部にＫＭ企画製の
ぶれ止めスペーサを追加し、連射時においても集弾性能を向上させている。
但し、サイレンサーの効果は半減してしまっている。

	モーターには燃費も良く、低電流でも回転速度が良い 東京マルイ製のEG30000HCモーターを採用。 初速９０m/s以上でありながら連射速度を２４発/秒以上 まで向上させている。また、このモーターはセミ戦での キレも良い。 配線には、銀メッキを使用したスイッチアッセンブリーを使用し、 ＩＲ社製ＦＥＴのＩＲＦ３７０３を組み込んでいる 過電流での破損は怖いが、連射速度を向上させるために、 ヒューズは排除している。

純正部品はトリガーのストッパー部分のみであり、他は全て社外品。
トリガーもKM企画製のステンレストリガーに換装し、セミ戦での遊びを減らしている。

初速、連射速度を上げている事から、メカボックスにはＳＹＳＴＥＭＡ製の強化メカボックスを 採用している。強化が目的ではあるが、非常に緻密な作りになっており、稼動部の抵抗や 剛性が格段に向上している。純正ロアーフレームとの相性も良い。
	マガジンとのチャンバーパーツには、強度や糾弾不良を 考慮してPROMETHEU製のアルミバレットフィードベース に換装し、糾弾不良は全く起きない。
	ノズルにはBig-Out社のでんでんむしを使用し、エアーの 排出アップを図りつつ、BB弾を三点で支えることで、確実 なホップを掛けるようにし、中距離での連射の集弾を格段 に向上させている。
	軸受けには、７ｍｍベアリング軸受けになっており、 摩擦抵抗を極限まで下げ、且つ強度を上げている。
	ピストンには、軽量化されたエンジャル製のピストンを 使用している。 ギアカットに伴い、ピストンも対応させている。
	セクターギアは４枚カットのフェニックス製のスーパー ハイサイクルギヤセット（減速比 １６．０）を使用している。 ２枚のギア間をゴムで設置している事から、セミなどで 急激な稼動に遊びができ、ピストンギアの破損が、ほぼ 無くなった。