東京マルイ電動ガン【MP7A1】の分解方法です。初めて分解を行う方、不安な方の参考になれば幸いです。インナーバレル交換やメカボックスの取り出し、改造/カスタム時にも参考になると思います。 メカボックス・バージョン:コンパクトサブマシンガン用メカボックスを使用。 ※解体する前に必ずこちらをお読み下さい。 MP7A1 分解手順 ダイのスペックとしては電気工学的には「ボルト?アンペア?何それ、美味しいんですか?」、 機械工学的には「あれ?何で部品が余ってるの?まぁ動けばいいんじゃね〜の?」というレベルなのですが、 諦めずに頑張って「ひとりでできるもん!」状態にまでは来れました。 助けてもらった方々には感謝です。 |
まず、フロントとリアのサイトの横にある+ネジを外して、トップレールにある六角ネジを外します。 (写真で見えているネジ) |
トップレールを外して、ちょうどグリップの真上に位置するスプリングをラジオペンチなどで外します。 |
外したスプリングの近くにあるネジを外します。 |
すると、コッキングレバーが取れる様になります。 |
写真の位置にある電源コードを外します。 たぶんラジオペンチかピンセットがあれば余裕です。 |
電源コードを外して露出するヒューズを外します。気合で引っこ抜けばOKです。 |
銃後部にあるピン2本を六角レンチで外すと、後ろのカバーが外れます。 |
カバーを外して、内部下に見えるスペーサーをラジオペンチあたりで引っこ抜きます。 恐らくは銀色のシリアルプレートも一緒に引っこ抜けますが、後で元通りにしておけばOKです。 |
これでメカボックスが出てきます。 外した電源コードが引っ掛かるので、力任せに引き抜くのは止めましょう。 ちなみに、組み立てる時はセレクターをAUTOに合わせてください。 それをしないと、セミオートにしても常に連射状態という不幸な状態になります(←体験済み) |
インナーバレル、チャンバーもメカボックスを抜いた後に銃を傾ければ滑り落ちてきます。 落とさない様に気をつけてね!(←体験済み) |
分解した一式です。 本体から見える電源コードは外部バッテリーのものなので気にしないで下さい。 |
インナーバレルの交換は、チャンバー表面の2本のネジを外してください。 |
ネジを外して、チャンバーからインナーバレルを引き抜きます。 ちなみに今使用しているのはPDI 05インナーバレルです。 バレル側面の刻印がカッコいいですね〜( ´∀`) |
引き抜いたバレルについている固定用のパーツを引き抜きます。 やっぱりバレル側面の刻印が(以下略 |
さてメカボックスの分解です。 まず、メカボックス上部にあるイモネジを緩めます。 別に緩めなくてもいいですが、組み立ての時には締め直さなければいけないので、やっぱり緩めましょう。 |
メカボックスの*型のネジ(赤いネジ止め剤が塗ってある部分)を外します。 |
外し終わりました。 これでメカボックスが分割出来ます。 圧縮されたスプリングが飛び出てくる場合がありますので、恐る恐るビビりながら分割してください。 |
分割した状態の正面図です。 シリンダヘッドが赤いのは、NINE BALLのダンパーシリンダーヘッドクロスのせいです。 |
スプリング、ピストンを引き抜いた状態です。 |
シリンダ部分のアップ図です。 |
NINE BALLのエアシールシリンダを使っています。 効果はよくわかりません( ・∀・) |
シリンダヘッド部分のアップです。 やっぱり赤は良いですよね。 3倍強くなれそうな予感がします。 |
ノズル部分のアップです。 このノズルは独特な形状で、上部の凸部分をタペットプレートの凹部分に噛ませます。 |
引き抜いたスプリング、ピストンの状態です。 構成はPDIのスプリングガイドにピストンヘッド、NINE BALLのハードピストンです。 |
今回の分解作業撮影に便乗して組み込もうとしたPDIのスコーピオン90スプリングです。 スプリングの間隔が短い方をスプリングガイドに向けると良いらしいです。 何故かは分かりません。 のちにこのスプリングが悲劇を及ぼす事になろうとは…。 |
ピストン+ピストンヘッドのアップです。 これが最期の勇士でした…。 |
PDI スプリングガイドのアップです。 底部にスペーサーリングを噛ませる事で威力アップが可能らしいです。 良く分からないのですが、とりあえず1枚噛ませてあります。 |
ギア部分のアップ図です。 各部の名称は全く知りません( ・ω・) |
下側中央の何とかギアを抜きます。 全部一気に引っこ抜いても全然問題ありません。 |
下側右の何とかギアを抜きます。 全部一気に引っこ抜いても(以下略 |
下側左の何とかギアを抜きます。 全部一気に(以下略 |
上側の何とかギアを抜きます。 全(以下略 |
残った逆転防止ラッチを(以下略 |
タペットプレート、スプリングを取り、キレイになりましたね。 申し遅れましたが、実はNINE BALLのベアリング軸受けを使用しています。 |
タペットプレート用のスプリングです。 ギアボックスのモータ直下にある溝に入れます。 「なんだコレ?」って捨てない様にね!(←未遂体験済み) |
タペットプレートのアップです。 上部に見える凹部にノズルの凸部を噛ませます。 |
タペットプレートの裏側です。 中央に見える凸部に、タペットプレート用スプリングを噛ませます。 |
メカボックスの外側です。 |
メカボックスの分割した反対側です。 |
メカボックスの反対側を、更に外側から。 |
下側右の何とかギアのアップです。 |
下側右の何とかギアの下部のアップです。 ギアの歯が多い方がピストンに噛みあう部分、少ない方がタペットプレートと噛みあう部分です。 |
下側右の何とかギアの上部のアップです。 |
下側中央の何とかギアのアップです。 |
その裏側。 |
下側左の何とかギアのアップです。 |
その裏側。 |
上側の何とかギアの下部です。 逆転防止ラッチと噛みあう歯が見えますね。 |
逆転防止ラッチです。 見えづらいでしょうが、小さなスプリングがありますが重要ですので捨てない様にね!(←未遂体験済み) |
組み立てる時は、大体逆の手順でOKです。 細かいパーツが多いので気をつけてね! ちなみにこの後、組み上げて試射したところ、 ピストン + ピストンヘッドが他界されました… ( ;´Д`) PDI スコーピオン90スプリングのパワーに耐えられなかった模様です…(pωq)シクシク |