東京マルイ電動ガン【SIG SG552】の分解手順です。初めて分解を行う方、不安な方の参考になれば幸いです。インナーバレル交換やメカボックスの取り出し、改造/カスタム時にも参考になると思います。
メカボックス・バージョン:Ver.3を使用。
※解体する前に必ずこちらをお読み下さい。

SIG SG552 分解手順
銃自体は、既に高速連射カスタム済みの為、純正パーツは少ないのだが、基本的には同じ構造なので、解体方法としては問題は無いはずです。
フレームロックピンをピンポンチなどで抜く。
指で押し込んでも抜ける場合もある。
フレームロックピンを抜いた状態。
フレームロックピンを抜いたら、ハンドガードカバーの上部をスライドさせながら外し、バッテリーを取り出す。
ハンドガード下部も同様にスライドさせながら取り外し、ヒューズBOXが見える状態にする。

ヒューズBOXのふたを開ける。
赤いコードとバレルを繋げている結束バンドを外すと作業はし易いが、組み立て後のゲームでの使用を考えて、結束バンドを外さずに作業を進める。(何とか解体は出来る)
ヒューズを端子から外し、ヒューズBOXも取り除く。
フレーム後部のロックピンをマイナスドライバなどで外す。
ロックピンは左右の両方とも外す。
ストックを折り曲げて、矢印の箇所のネジを取り外す。
以外に長いネジではあるが、フレームとメカBOXを結合しているわけではない。

まずは、@の箇所のネジを両方とも外す。
ネジを外したら、チャンバーを覆っている鉄のフタを持ち上げる。
かなり開けづらいがフレームなどを破損しないように慎重に開けること。
アッパーフレームとローアフレームを前後にずらす。
ずらしたら、少しずつアッパーフレームと、ローアフレームを外す。

@のチャンバーを前に押し込みながら、フレームを分解する。
シリンダーノズルの位置によってはチャンバーと離れにくいが慎重に引き出す。

注意) ヒューズからの赤いコードが切れないように細心の注意をする。
@のネジを両方とも外し、Aのグリップエンドを開ける。
ネジ、又はモーター位置調整用の丸い板などがモーターの磁力で引っ付かない用に注意する。
モーターの端子からコードを外す。
コードを外したら、モーターを引き出す。
グリップ一番奥のネジ2本を、長めの+ドライバで外す。

グリップ内のネジを外したら、下方向にスライドさせ本体から外す。
グリップを外したら、ストックも引き抜ける。(グリップを外さないと抜けません。)
セレクターレバーの下にあるイモネジを六角レンチで緩める。
イモネジを取り外してしまうと、小さいので紛失する場合もある。

裏側も同様に外す。
セレクターレバーを外したら、内部にもう一つセレクター可動部品があるので、中央のネジを+ドライバで外す。
注意)内部(2つ目)のセレクターレバーの中にセレクター位置が正しいところで止める為のイモネジとスプリングがあるので、外す際には紛失しないように注意が必要である。

裏側も同様に外す。但し、裏側にはイモネジは無い。

フレームからメカボックスを外すには@の位置で、フレームを少しだけ広げながらメカBOXを上に引き上げる。
フレームからメカBOXを取り外したら、Bのセレクター用のギアを+ドライバーで外す。
セレクター用のギア表面には線のような凸があり、その位置で小さいギアと、大きいギアが噛み合うようにしなければならない。
裏に返し、同様にセレクターに関する黒の部品(@)とトリガーロック部品(A)を外す。
後に組み上げる時の為に、ロックピンの向きは正確に把握しておくようにする。
矢印の6本のネジをメカBOXから外す。
ネジを全て外したら、メカBOX下部の部品を外す。
若干硬いので、揺らしながら取ると良い。
電源コードを押さえる(整理する)部品を外す。
メカBOX上部のストッパーレールを前方にスライドさせて外す。

注意)この時点で、メカBOXが分解出来る状態となるので、二つに割れないように、しっかりと押さえて作業を進める。

メカBOXを開ける際には、ゆっくり慎重に行う。特に後部のスプリングエンド部分が飛び出す事があるので、少し開けて指で押さえながら、または破損させる物が無い広い場所で行うようにする。
注意)トリガースイッチ、逆転防止ラッチ、スプリングが不安定な状態で組み上げ(メカBOXを閉じ)なければならないので、非常に大変である。当メンバーでも毎回二人掛かりで組み上げています。
当SG552は、スプリング、ピストン、ピストンヘッド、シリンダ、6mmベアリング化のみのライトチューンでありながら、初速が95m/s、連射速度が17発/sと向上しており、ゲームでの使用には十分威力を発揮している。